【e-Grow】に運動習慣をつけるプログラムを導入!

この度、コミュニティネットが幼稚園・保育園・こども園さんにご提供している「園と保護者をつなぐコミュニケーションツール【e-Grow(イーグロー)】に、運動習慣をつけるプログラムを導入しました。

運動習慣をつけることの大切さ

幼児期に適切な運動をすると、丈夫でバランスのとれた体を育みやすくなると言われています。 特に運動習慣を身に付けると、身体の諸機能における発達が促されることにより、生涯にわたる健康的で活動的な生活習慣の形成にも役立つ可能性が高く、肥満や痩身を防ぐ効果もあり、幼児期だけでなく、成人後も生活習慣病になる危険性は低くなると考えられています。

外遊びが少なくなったと感じていませんか?

文部科学省調査では、外遊びの時間が多い幼児ほど体力が高い傾向にあるが、4割を超える幼児の外遊びをする時間が一日1時間(60分)未満であることから、多くの幼児が体を動かす実現可能な時間として「毎日、合計60分以上」を目安として示しています。幼児にとって、幼稚園や保育所などでの保育がない日でも体を動かすことが必要であることから、保育者だけでなく保護者も共に体を動かす時間の確保が望まれます。

無理なく基本的な動きを身につけ、生涯にわたってスポーツを楽しむ

幼児期の運動は、体に過剰な負担が生じることのない遊びを中心に展開される必要があると言われています。発達の特性に応じた遊びを提供することは、自発的に体を動かして遊ぶ幼児を育成することになり、結果として無理なく基本的な動きを身に付けることができます。
これらを踏まえ、幼児の興味や関心、意欲など運動に取り組んでいく過程を大切にしながら、幼児期に早急な結果を求めるのではなく、小学校以降の運動や生涯にわたってスポーツを楽しむための基盤を育成することを目指すことが重要であると言われています。

参考サイト 文部科学省
幼児期運動指針より

活動量を可視化する

このプロジェクトでは、定期的に園児の活動量の測定を行います。その測定値をもとに、保護者に家族で楽しみながら体を動かしていただくプログラムを提供します。

測定値はクラウドにアップロードすることで、個々の活動量を見ることができます。
医療機器でもあるオムロンの活動量計で測定した値を、クラウドで管理ができるよう設計をお願いしました。

その連携システムを作ってくださったのは、株式会社ビジネスサポート 嶺山社長、そして担当してくださったビジネスサポートの澤口さんです。
先日、クラウド型 連携ツールの納品となり、コミュティネットにお越しいただいた際、撮影をさせていただきました。

今後の展開

今後は実証実験を行いながら、コロナ禍で運動不足になりがちの子ども達に、遊びの中から体を動かすことの楽しさ、そして家族で運動習慣をつけることができるプログラムを提供していきたいと思っております。

幼児期から運動習慣をつけ、将来、健康でイキイキと生活ができる体づくりを目指していきたいと思っています。