令和6年10月7日(月)産経新聞 埼玉版にて代表取締役 今井房子の取材記事が掲載されましたのでご報告いたします。
【女性に「起業」の選択肢を】
女性がキャリアを諦めることなく働き続けられるよう、「起業」という選択肢があることも伝えていきたい。代表の今井がそんな思いをお伝えしました。
取材の内容
創業のきっかけは
「実兄が経営するITベンチャー企業でウェブ制作や企業研修、教育事業部のスクール運営を12年間任されていましたが、兄の会社が都内に本社を移転するタイミングで平成23年1月に独立しました。自ら会社を経営するとは思ってもみませんでしたが、『この仕事を続けていきたい』との思いで起業しました。企業理念は『すべての人にITを。』。誰もがITスキルを身につけることができ、自分らしい働き方ができる世の中にしたいと思っています」
現在注力している事業や課題は
「当社は2つの事業に取り組んでいます。1つ目は埼玉県内の幼稚園と認定こども園への環境教育プログラム提供です。もともと教育機関向けウェブサイト制作やITシステム導入支援を行っていたため、教育機関との連携は図れていました。幼児期に家族で環境を学べる機会を作りたいと思い『令和5年度埼玉県サーキュラーエコノミー型ビジネス創出事業費補助金』に採択されサーキュレーションプロダクトブランド『えこちゃれ!』を立ち上げました。2つ目は創業支援です。自らの会社経営の経験を生かし公益財団法人埼玉県産業振興公社『創業・ベンチャー支援センター埼玉』で開業アドバイザーとして勤務し、6年目を迎えました。生まれ育った埼玉で起業家を増やしていきたいという思いです。特に女性の創業支援に力を入れています」
モノとヒトを同時に循環
今に至る苦労は
「子育て中は家庭と仕事の両立がとても大変でしたが、仕事を続けてきてよかったとよく夫と話しています。いまだに結婚や出産、子育てで離職をする女性が多い中、キャリアを諦めることなく女性が働き続けることができるようになってほしいと願っています。その際に『起業』という選択肢もあるということを伝えていきたいです」
新たに取り組みたい事業や目標は
「当社が取り組むサーキュラーエコノミーとは『モノとヒトを同時に循環』させることです。モノの循環は環境教育を通して実践できますが、ヒトの循環は働きたいと思っている女性たちが社会に戻ることができる取り組みです。社会から切り離された女性たちがITスキルを身につけ、起業するサポートをしていきたいと思っています」
埼玉企業としての意気込みは
「埼玉で子育てをしている女性たちが社会で活躍ができる機会を増やしていきたいと思っています。そのために、埼玉県内の幼稚園・認定こども園にお子さんを預けている保護者がITスキルを身につけることができる機会を作っていきます。『子どもを育て自分のキャリアも育てる』。そのためのスクール『Work COM Ring(ワークコム・リング)』を昨年立ち上げました。今後はこの事業もさらに広げていきたいと思っています」
詳しくは産経新聞オンライン版をご覧ください
この度、取材をしていただきました産経新聞 さいたま総局 総局長 那須慎一様に心から感謝申し上げます。